平日にあんまり書けなくなったから、週末くらいいろいろ書いてみたいという気持ちがあります。
ジョンの映画観に行った。「peace bed」。客は僕を含めてたった五人。おいおい、今日は何の日だか知ってんのかよ。ジョンの命日なんだぜ。それなのにこの民意の低さ。ロック不毛の街八戸の現状は厳しいものがあります。五人で一番若いの俺だし。八戸にロック好きの若者はいないのか!
まぁ、映画自体は今までにいろいろあちこちで書かれてきた史実の焼き直し的なところがあったので、新たな発見というのはなかったが。ジョンのグリーンカード取得までの流れをよく知らない人は見たら勉強になるんじゃないかな。ロックンロールってのもだんだん歴史になってきてるから、こういうので頭に入れておく必要もあるといえばあるしね。
僕は「愛と平和の殉教者・ジョンレノン」てな捉えかたがあまり好きではないので、ちょっとイマイチなんだけどね。もっと偏屈で我侭だった人間・ジョンレノンにスポットを当てたものは出ないのか。そんなレノンが好きなのに。だいたいロックンロールやってる奴がそんなに素晴らしい人間なわけないじゃないか。
書いてなかったのだが、こないだ日本ウェルター級タイトルマッチがあって、チャンピオンの湯場に元亀田一家だった牛若丸あきべぇが挑むという試合だったんだよね。あきべぇ自体はもともと普通のボクサーだったのに、亀田家入りしてから噛ませとばっかり試合が組まれてさ、そいつら連続KOしたせいで日本の連続KO記録にあきべぇが並んじまったんだ。この記録を持ってるのが元世界チャンピオンの浜田剛史さんでさ、すっごい気に入らないみたいだったのよ。
「記録自体が破られるのは時の流れだから別にいい。だけどあきべぇはない。」
みたいなコメント出してたもの。タイミングよく亀田家から抜けたあきべぇがはじめて迎えた実力を試される試合。湯場は日本王座三階級制覇の実力者。あのリック吉村と引き分けたり、アルバラードイシマルを倒したりととにかく国内中重量級では図抜けた実績を持つ男。画質の悪いネットでちょっとみたんだけど、いきなりあきべぇがダウンを奪うという波乱の展開。16連続KOなるかと思いきや湯場はさすが。強烈な左であきべぇを失神させちまった。わずか1R1分30秒で決着。これはボクシングの魅力が目いっぱい凝縮された一戦だね。久しぶりに後楽園ホールの神様が降りた!