光ってまた消えて

だんだん春だね。

2.3年前まで、「裏モノJAPAN」という本をよく読んでた。紙面の80%がエロネタで埋め尽くされてる代物で、しかもどれもこれも眉唾くさい話ばかりが掲載されているのだが。で、そんな中でも残りの20%は結構興味深いのが載ってたりしてさ。キャッシュカードスキミングの手口とか、マグロ漁船に借金のカタに乗せられちまう話とか、窃盗常習犯やストーカー犯とか捕まえた話とか。
今日久しぶりになんとなく手にとって読んでみた。ほぼ100%エロになってて、確実につまんなくなってた。昔書いてた硬派のライターとか全然いなくなっててねぇ。編集長は変わってなかったけど、編集部のメンバーもだいぶ変わってんのね。エロじゃねぇとやっぱ売れないんだろうなぁ。

「地獄の経営者研修に潜入」という記事を一番覚えてる。この日記を読んでる皆さんは知ってるかどうか知らないが、1週間とか3週間とかの期間で社員教育研修を請け負う、という業者がこの世には存在するのよ。セールスマン養成とか、コースも結構専門的なのもあるのだ。かくいう私の勤めてる会社も、何十年も前はそういうとこに社員を派遣してたりしてたらしく、先輩社員には結構その話を聞くのであるが、これがまた凄いのだよ。朝から歌を大声で暗唱させられたり、挨拶も怒鳴るくらいの大声でやんなきゃガミガミとやっつけられたらしい。課題を与えられ、それが出来ないと連帯責任で全員が出来るまでやらされるんだけど、当然馬鹿みたいに大変なことをやらされるので、結局寝る時間もなかったりするんだと。本当に屈辱的らしい。
で、その経営者コースに潜入してレポートする、とかいうのだったんだが、ご年配の社長やら専務やらが歌を覚えられなくて、ダラダラ涙を流しながらみんなに謝ったりするシーンが出てきたりして実にリアルだった。ああいう軍国主義的な連帯責任と処罰って、他の国の人からみたら滑稽なんだろうなぁ。俺らジャパニーズサラリーマンって時にはそんなことまでやらなきゃいかんかったりすんのよ。誰にも褒められないのにさ。馬鹿馬鹿しいよな。