コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

スクラッチ

K-1を見る。スティーブ・ウィリアムスは予想を上回る轟沈ぶり。サップVSスミヤバザルはなんとも不完全燃焼な結末。早めに仕事を切り上げて帰ってきたのに…。
それにしてもプロレスラーVSK-1ファイターみたいな構図にはもう飽きがきはじめている。だってプロレスラーがていのいい噛ませになってるだけだもの。とはいえ僕達は心のどこかで期待してしまうのだ。僕達をさんざん楽しませてくれていたレスラーが劇的な勝利を飾ってくれることを。今日だって99%無理なのは分かっているのに、ウィリアムスの殺人バックドロップが火を吹くのを心のどこかで期待してしまっているのだ。

判官びいきと言うかなんと言うか、僕はとにかく弱いものが強いものを打ち破る、というストーリーが大好きだ。勝つことが少ない状況でその快楽を得るには、とにかく勝負をつづけていなくてはいけないのだ。おかげで不利なものにも平気で賭けてしまって、結果苦汁をなめることが多いのです。それで人生を見誤ることも多いのですがまぁ気にしない!ドンマイだぜ!

まぁ、不利な状況に身を置くのは確かに不安ですが、逆転したときのエクスタシーは何者にも変え難いです。ケツまくった感覚というのは本当に素晴らしい。