ファイターズvsホークスの函館首位攻防戦の初戦。まずは我がホークスがとったことを確認してから、元八戸ハイツ、現八戸シーガルビューホテルにみちプロを見に行ってきました。
今回のシリーズは「ザ・グレートサスケ20周年突入ツアー」と題して、過去のみちのプロ所属レスラーも参戦する豪華なものでした。いつもは1000円のパンフも2000円。久しぶりにロビンソンのマスターにも会った。今は魚屋なんだって。
今のみちプロは世代闘争がテーマとなっているそうで(しばらくぶりに見るもんで……現状がどうなっているのか分からないんです)、続々と出てくるあの頃のレスラーたちが今の若手たちにレッスンを施すような試合が続く。特に人生とテイオーが組んでハヤト・日向寺を迎え撃った試合なんて、海援隊☆DX時代に星川や薬師寺がテイオーらに揉まれていた時代をそっくり思いおこさせるものがあった。メインのサスケ・ウルティモドラゴン・TAKAのタッグなんて昔じゃ考えられなかったけど、今はなんかみんな大人になってしっくりくる感じがする。あぁ、あれからずいぶん経ったんだな。みんな、何もかもが何も変わっていないようでいて実はしっかり変わっているのだ。
最近はみちプロを見るたびそんな思い出に浸ってばかりだけど、それは素晴らしいことだと思ってる。今と未来を見つめるばかりが人生じゃないのだよ。若い時にはそんなことは恥ずべきことにも思えたけれど、懐かしく思える出来事が増えるということは、なんと贅沢なことなのだろう。そんなことをふと思いながら、夜道を車に乗って帰ってきました。
そんなメンバーを集めてくれたのは、きっとテッドさんなんだと思いたい。もちろんこのシリーズはテッドさんが亡くなる前から予定が組まれていたのだろうから偶然には違いないのだが、それでもテッドさんがあの頃のみんなを集めてくれたのだと信じることにする。テッドさん今までありがとう。みちのくプロレスをここまで導いてくれてありがとう。僕の手向けた花も受け取ってくれていたら嬉しいです。