コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

強い日差し公園で子供たちが舞い上がる

昨日あんだけ暑くて蒸れに蒸れた我が家、今日の土砂降りで一気に冷えちゃいました。いいんだか悪いんだか。体温調節が間に合いません。

 

さて、今日は休みなので朝から早速4枚目を聴くぜ。「BUST WASTE HIP」。これは新譜でしっかり買ったなー。アナログで聴いてびっくり。音がめちゃくちゃソリッドでCDとは全く別物になってるね!イカす!島大二郎さんもきっちり封入されてるぜ!

このアルバムで、だいぶブルーハーツは変わったね。直接的な表現の歌詞は減り、曲調もずいぶんバラエティに富んできた。このアルバムでだいぶファンはふるいにかけられたと思う。このアルバム以降もずっと聴いたファンの人はちょっと信用できる。

当時のインタビューを見ても、とにかく彼らは疲れ切っていた印象。売れるという事は随分消耗することらしいと当時の彼らを見て思ったな。

個人的には「夜の中を」や「夢の駅」、「能天気」、「ナビゲーター」などあまり取り上げられないが質のいい曲が結構入ってるので聴く回数も多いアルバム。なんせこのアルバム発売時、俺17歳。人生で一番多感な頃だよ。そんな頃こんなアルバムが出たなら好きにならずにいられないよね。


the blue hearts 夜の中を

昨日、「TRAIN-TRAIN」までのヒロトの声とこのアルバム以降では声が違うと書いたけど、この4枚目だけ過渡期というか他の時代にはない独特な声をしてるんだよね。これがまたいいんだ。ヒロトの声に限らず、この4枚目はとにかくアルバムのトーンがクール。イカすという意味のクールと一歩引いた感のクールが同居してる。……、まぁ思い入れを持てないタイプの人はここで脱落だわな。しかし、このアルバムは最高にロックだ。ロック好きなら避けて通ってはいかん。

河ちゃんの「真夜中のテレフォン」、大好きだったなー。この後の歴史を思うと悲しい気分になるけれどね。