コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

夕刊フジを読みながら老いぼれてくのはゴメンだ

今日も一枚。セカンドアルバム「young and pretty」。これは今まで聴いてたCDとだいぶ音の印象が違うな!聴いてる途中でホロリとしてしまった。

 

二枚目のこのアルバムも、ファーストと同じレンタル店で借りたのが初め。とてもいいアルバムだとは思うんだけど、実はあまり聴き返すことがないアルバムでもあった。理由ははっきりしてて、このアルバムのほんの数曲があまりいい曲に思えないからなのだ。「キスしてほしい」や「ロマンチック」はいまでも涙が出るほど好きなラブソングだし、マーシーボーカルの二曲は実にスリリングで心臓が切り裂かれるような気がするほどなんだけど。

ブルーハーツってのはそれまでのバンドと違って、とにかく幅広い層に支持されたバンドだった。で、いわゆるヤンキー層からの支持が最も高いのがこの2枚目だと思うんだよね。そして、それはワタシが苦手な理由でもある。結局歌の歌詞っていかに自分に投影できるかで好みが分かれると思うんだけど、ワタシはそういうヤンキー的思考というのが当時から苦手だった。学校でガラス割ったりとかバイク盗んだりとかしなかったしさ。誰も本当の自分をわかってくれない的な言葉は自分に対するただの言い訳だと思ってた。そういう思考の子供にはこのアルバムの数曲は違和感が残ってしまったんだな。ヒロトマーシーの本質はそういうものではないと思ってたしね。

とはいえ、非常にいい曲が入ってるのは否定しないよ。もちろんアルバムがかかれば血が燃えるのはどのアルバムも一緒だしね。「ロマンチック」なんて、僕が人前で弾き語った数少ない曲の一つなんだよ。へったくそなのにねぇ。

 

一気に聴いてしまいたい衝動を抑え、一日一枚とする。聴いてる間はもうわけわかんないくらいいろんな気持ちが駆け巡ります。

 

今日は暑かった!ガリガリ君梨味がとてもうまいです。