コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

優しい人の厳しさ

コレクターズの30周年アンソロジー本が届く。

 

The Collectors  ANTHOLOGY  30th Anniversary Book

The Collectors ANTHOLOGY 30th Anniversary Book

 

 こないだ出たボックスセットに入っていたDVDの肝である脱退したメンバーのインタビューが読めるという事で購入。ボクはこういうバンドヒストリー的な話が昔から大好きでね。

でもね……とても切ない気持ちになった。初期4枚で切られたチョーキーとリンゴ田巻はまだ時間がずいぶん経ったから各々気持ちが整理できてるようだけど、つい最近までメンバーだった小里君と阿部君のインタビューはとてもつらい。バンド30年の歴史の中で初期メンバーを切ってまで入れて20年以上を過ごしてきたメンバーが、武道館という晴れ舞台を目前にしていなくなってしまったのだ。結局は加藤君の音楽に対する完璧主義が原因なのだろう。他のバンドならこの脱退劇はなかったと思う。でも、逆に言えばそんな加藤君だからこそコレクターズは続いてきたのだ。この本を読んでの結論としては、仕方のないことだったのだろうな、という一言。コレクターズは加藤君の人生そのものであり、そして一生かける仕事なのだろう。ファンとしてはとても悲しい気持ちになるのだが、だからと言って加藤君は生き方を曲げることはできないのも理解できる。仕方のないことなのだと結局我々は思うしかない。思い続けるしかないのだ。

ここのところのポッドキャスト効果やコレクターズに対する業界の後押しなどもあり、この時代には珍しくコレクターズは上り調子である。それすらも小里君阿部君脱退の原因の一つだと思えるけれど、だからこそ全てをしょい込んで明後日の武道館は成功しなければならないと思う。新規のファンやずっと追いかけてきたファン、ついていけなくなったファン。これだけ長い歴史を持ったバンドだからいろんなファンがいるだろう。それだけの人間を巻き込んできた加藤君とコータロー君には皆を幸せにする義務がある。そしてそんなことは彼らが一番理解しているのだろう。すべての人々がハッピーになれるよう、大成功を祈っています。俺も行きたかったよ!とても悔しいよ。

 


THE COLLECTORS - 僕はコレクター[2011]

 

 

話はガラリと変わる。昨日、ファイテンのRAKUWAを買いに行ったんですよ。首に巻いてたピップエレキバンが明らかに効かなくなっていたので、ここはファイテンにしてみよう、と。すごい効くわけではないけど結構効いてる感じ。首輪と腕輪を買いました。首輪はホークスにあやかって黄色で決めたぜ。もう全身痛いワタシ。少しでも楽になりたい……。

 

リンゴもだいぶ見なくなってきた。春近し。でも今晩はとても冷えるらしい。。今年最後の冷え込みか。