「Revolver」の次はClashのセカンド、「動乱~獣を野に放て」のLPを落札。盤の状態はイマイチだったが一応きちんと聴けるので。実に迫力。こうして聴き比べるとCDはやはり高音が強調され過ぎてるな。そしてやはりLPサイズのジャケットは迫力がある。好きなジャケットだ。
今週はこの二枚を中心に一応寝る前にはアルバム二枚くらいは聴いて寝てた。最近眠りが浅くて困ってるのは寝る前に興奮してるからなのか。「Revolver」は昔から何度も何度も聴いてるアルバムだが、今回改めて66年にこのアルバムが世の人々にどう受け取られたのか考えていた。いろいろなところが革新的だ。今の時代でもある意味かなり異質に聴こえる。ジョンがワンコードで作った「Tommorow never knows」なんてポピュラーミュージック界にこんな曲は今でもなかなか見ない。CDよりもかなり気持ち悪く聴こえる。他の人間にはなかなか作れない美メロをアルバムに何曲もぶち込んでくるポールマッカートニーもやはりちょっとおかしい。66年の人々はついていけたのだろうか。
対照的にクラッシュのセカンドは感動よりも興奮。興奮を叩きつけて持続させたままアルバム一枚終わらせる。こちらも20年は聴いてるが、ジョーの心強くなるシャウトとミックのセンチメンタリズム爆発の声はいつも素敵だ。こちらも78年の若者達にはどう受け止められていたのか話を聞きたい。
週末はいつの時代もウッキウキ。おっと575でリズムがいいな。