コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

今年もセミが鳴くだろうか

RCサクセションの「RHAPSODY」のLPが届く。今回はジャケの状態などとても悪いけど500円で行けた。盤も見た目あまりよくないけど聴くのはしっかり聴けたので良かった。それにしてもCDも持ってるし後から出た「RHAPSODY NAKED」も持ってるけど、音が全然違うんだよなぁ。レコード。っていうか、レコードプレイヤーにスピーカーをつないだだけの状態が、10年前のCDミニコンポよりいい音を出しているだけという可能性もある。確かなことは、レコードはやっぱり低音がいいね。

 

「RHAPSODY」のCDは、今は無き若柳町の偶然入った中古CD屋で買ったのを覚えている。一緒に男闘呼組の「TIME ZONE」のシングルCDも買ったんだぜ。

 


RC SUCCESSSION ブン・ブン・ブン  ( RHAPSODY 3/6)

 

95年の夏、暑い夏に僕たちはみちプロを見に宮城県は若柳町まで行ったのだ。川柳の街ということで、街中いたるところに川柳が張り出されていたのを覚えている。セミが鳴きまくる中、俺たち体育館の場所がわからなくて町役場に聞きに行って開場前から並んだな。ちょっと変わった形の体育館だった。試合が始まる前に練習生がサスケマフィンを売りに来た。今思うとあれは斉藤君か菅本君だったかもしれない。マスクド君はテリーボーイの写真集を買った。実にヤバい代物だった。虫も飛ぶような暑苦しい夜、東北の本当の田舎町にスカイハイが鳴り響きドスカラスが現れた。あれは夢だったのだろうか。それくらい妙にリアリティが希薄な瞬間だった。プロレスってのはそういう少しだけ安っぽいが少しだけ幸せな時間を与えてくれるのだ。ワタシの好きなプロレスってのはそういうのだよ。

 


ジグソー** スカイ・ハイ