コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

サスケと大仁田

青森に足立と行ってきたよ、大仁田対サスケの電流爆破マッチ。はまなす会館といえば、我らが大柳錦也さんのホーム。錦也さん引退するんだよなぁ……。寂しくなるな。

 

まぁゼロワンの興行なのでいろいろ試合もあったが、やはりメインの大仁田に尽きる。実は大仁田を生で見るのはワタシは初めてなのです。今まで大仁田対サスケの電流爆破を二度とも見逃してきたワタシにとって、これはラストチャンスと勢い込んで行ったのですが……。考えてみれば今までの二回は屋外、今回は屋内ということでフルの爆破は無理だろうということは容易に想像できたろうとは思うのだけど、我々は久しぶりの爆破ということで相当浮かれていて、その点を全く考慮していなかった。蓋を開けてみればリングのロープは有刺鉄線に張り替えられることなく、爆発するのは二本のバットのみ。これは……。……キツイな、と……。

 

まぁ始まってみれば予想外の大きな爆発。二本のバットはともにサスケがコーナーポスト上に持って上がり、大仁田に振り下ろしたものの一回は当たり一回は自爆と相成りました。10分ほどでサスケがサンダーファイヤーパワーボムに沈む。

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でも大仁田はこっからが偉いなと思った。とにかく延々と大仁田劇場。客も心得たもので自分でかけられるための水を持参、次々と大仁田に渡してドボドボかけてもらう。延々と水かけパフォーマンスは続くのでした。野橋は盛岡の電流爆破での大仁田のパートナーを志願、大団円となりました。ファイヤー!

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プロレスとしてはどうかと思うけど、興行としてはやはりさすが大仁田と思った。あれはカネを払う価値のあるものだ。

 

とにかく電流爆破を見ることができた。サスケと大仁田はこれからもなんだかんだ絡んでいってくれるだろう。20年以上前、滝沢での電流爆破を見ることができなかった昔の自分に報告したい気持ちだぜ。