コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

すべてがいいんだ

なんとなく思いたってブランキージェットシティの「Last dance」を引っ張り出して聴く。正直、買って数回しか聴いてない。ブランキーなんていかにも僕が好きになりそうなバンドだったのに、心の底からは行けなかった。ミッシェルガンエレファントもそう。出てきた時代が僕の好みの流れと少しずれてしまってたのもあるとは思う。いいバンドだと思うんだけどなー。昔ブルーハーツが解散するときヒロトがこんなようなことを言ってた。
「(自分の存在するバンドとして)ブルーハーツはバッチリだったんじゃねーかなぁ。だって俺がスライダーズにいたら変だもん。」
この「変」って言う感覚がもしかしたら理由に近いかもしれない。だって俺がブランキーとか好きだったら変だもん。←結構自分の中でしっくりくる。

で、先のブランキーやミッシェルより僕の好みに近いコレクターズが先週末、北上でライブをやったんです。ギタリストのコータロー君が高校時代をここで過ごした為、50歳記念のライブをここで行ったということなんですが、そこにコレクターズのオリジナルメンバーでバンド脱退後行方不明になっていたチョーキーとしはる氏がサプライズで現れたんだって。実に20年以上ぶりの再会。コータロー君もリーダーの加藤君も涙、涙だったとのこと。脱退とはいえ、やむを得ずのクビに近い状態での離脱だったと聞くからね。
で、「TOO MUCH ROMANTIC」を20数年ぶりに演奏したんだって。なんかすごく泣ける話だなーって思った。昔のいろいろあった友達との再会って泣ける。胸のうちを想像してしまって泣ける。僕もこういうのにとても弱くなってしまった。