休日出勤をこなしたあと、WRESTLE-1、八戸大会に出向く。まぁ初物だし、見ておくかと。おそらくは生では二度と見る機会がないだろうし。昔WJすら見た経験のあるワタシは行かざるを得ない。
会場は200人ちょっとは入ったろうか。椅子の数を極端に減らし、その代わり満席の風景を作る。悪くはない戦略かもしれない。そして、ライトやモニターなど結構カネがかかっている。全く期待していなかったワタシには、意外と楽しめたのも事実だった。序盤の楽しいプロレスをやっていく部分でWWE風のバックステージのドラマをモニターで映したり、愚連隊やキクタローなど悪くない人選で選手を参戦させていたりと工夫が見られる。WJとは違うのはとにかく選手はやる気がみなぎっているところ。WJに感じた酷い閉塞感というのは感じなかった。意外と長持ちするかもしれん、この団体。ただ不満点も多い。KAIと真田せっかくいい体を作っているのに試合にいまひとつ反映されていない。努力は感じるがまだまだ沸かせるまでには至っていない。キャラクター的にもベビーのKAIに対し、真田のキャラクターが中途半端でイマイチ盛り上がりに欠ける。もっとイヤミにするかこズルくするか……。徹底しないと感情的に客は盛り上がれない。そしてさらに問題なのは、河野率いるヒール軍がさらに力量不足なことだ。悪役は上手くてズルくて強くないと客はヒートできない。船木VS河野はたぶんこれ以上は面白くならない気がする。まだ任せられないとはいえ、KAI真田とメインを任せないとこの団体の未来はない。
あと、武藤は来てサインしまくってたけど、試合ができないのならしっかりポスターにでも謳ってほしい。八戸みたいな田舎の人間は武藤しか知らないといっても過言ではないのだから。去年の全日本の時は来もしなかったからまだマシとはいえるけどさ。
ハイビスカスみぃという知らない選手がいたから誰かと思ったら、アップルみゆきだった。改名してたのか。あと、吉岡は新人ぽくていいね。エル・イホ・デル・パンテーラは親父の若いときより動きがいい。みちのくにも来てよ。
やはり浜はでかい。
青森県人おなじみのイギリストースト、青森放送60年とコラボで新味が出てます。そして、当たり前田のクラッカー。人生ではじめて見かけました。
