コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

厳かは嫌だ くだらないほうがいい

笑えりゃなおいい

原田先生の劇画が載ってるプロレスムックの新刊が出てたので勇んで買う。プロレスは今かなりキツイ状況なので、この手の本はネタには事欠かないのだろう。原田先生の劇画は今回、プロレスではなく「内外タイムス」の崩壊について書かれてる。プロレスあんまり関係ないけど……。でもゴマシオは笑える。だから別にOKだ。

子供の頃カツ丼が大好きだった。結構最近まで大好きだった。ところがここ数年、ちょっと重たく感じるようになってしまいずっと食べていない。KIOSKバイト時代、仕事帰りに盛岡駅の向かいの通りを少し行ったところの食堂でよくみんなで晩飯を食べた。あそこのカツ丼は僕にはもう最高だった。味から何から最高だった。美味しい晩飯とあーだこーだの10代のバカ話の取り合わせってのはもう最高でね。きっと今あの食堂にいってもおんなじようには感じられないだろうね。そもそもまだあそこ、あるのかなぁ。店の名前も忘れちまったけど。あと、岩大正門前の食堂のも結構お気に入りだったね。青森時代にも何件かはそういう店があった。
90年代初め頃、世の中はまだチェーン店には席巻されてなくて、探せば結構いろんな味を探せたものだった。今は店を探すこちらの根気がなくなってきたことと、チェーン店だらけなこともあって全然美味しい店なんて知らない。特に八戸に帰ってきてからは、あそこまで気に入ったカツ丼には出会えなかった。きっともう僕はあまりカツ丼は食べないだろう。少し寂しいよね。いろんなことが少しずつ寂しいね。