コーポ啓21号室~偽コンビクトの日々戯言

50歳を過ぎてもまだまだぼやくぜ

憧れの人

誰にでも、
「この人をいつか生で見られたらなぁ……」
なんて存在はあると思うのです。僕だってたくさんいます。高校生の時ブルーハーツを生で見たくてしょうがなかったし、ストーンズだって見たかった。ダイエーホークスを応援しに行くことが夢だった。プロレスを見るようになってからは、一度くらい馬場を生で見てみたかった。ジョーストラマーやジョンレノンなんかはもう亡くなっているので見ることは出来ないのだけれど。
そして、僕にとってのそんな存在の一人である「カズ山本」こと山本和範さんが名球界の仕事で三沢に来るという。これは観にいかんわけにはいかんだろ!ということで行ってきました。ドリームベースボール

少年野球教室から始まるこのイベント、選手たちはギリギリにバスで乗り付け、子供に野球を教え市民チームと親善試合をして、また慌しくバスに乗って帰る、という弾丸ツアーみたいなもので、あわよくばサインでも貰おう、という私の目論見はまんまと外れてしまいましたが、それでも僕の数メートル先にあのカズ山本がいる!これはとんでもないことですよ。身震いして言葉にならないワタシ。入場者に抽選でサインバットやグローブが当たるということで全力で神に祈りましたが外れ。非常に悲しくなりましたが、選手たちがサインボールを大量にスタンドに投げ込んでくれるので、ワタシも松永浩美選手のサインボールをゲットです。女子供に向けてボールを投げるのが当たり前だし、僕もそう思っていたのですが、目が合った瞬間に30過ぎのおっさんに向かってボールを投げてくれた松永選手の心意気にワタシはまた感涙。ホークスでも活躍した史上最高のスイッチヒッター。ありがとう松永!
カネやんや大島、福本なんかはやはり役者で、客を和ませたりして大人気。村田兆治はあのマサカリ投法で相変わらずのスピードボールを投げ込む。我らがカズ山本は子供たちの指導の時、らしさ爆発してたなぁ。固くなってる子供を笑わせてあっという間に和ませて笑顔だらけにしてたもの。すばらしいよ。宝くじの普及を目的としたこのイベント、入場料も無料ということで実に楽しいイベントでした。
僕はフェンス際にいたので、選手の無駄話も結構聞こえてきてかなり面白かったのですが、ここでは書けない話もありますし、その話は僕と飲んだときにでも。楽しみにしててください。