昨日の雨は余韻を残し

大人買いしたLPを一日一枚聴いてきたけど、今日が最後。「HAPPY SONGS」。マーシー二枚目のソロ作品。「夏のぬけがら」より少し曲調をポップにしながら、より幅広くトライしたアルバム。これもいい曲多いんだよね。マーシーのソロ4枚は全部いいんだけどね。

ヒロトマーシーもそうなんだけど、一歩間違うととても恥ずかしくなる言葉を使ってるんだけど、彼らが歌うと一ミリもそんな恥ずかしさは感じないんだよなぁ。俺らじゃ歌えないよ……。そんな曲たちがとても愛しいし、輝いて聴こえる。

 

このアルバムも思い入れが強いんだよ。このアルバムの思い出はこの日記でも何回か書いてるけどね。今調べたらリリースは91年4月10日。大学の入学式の日だったかな?たぶん前の日にフラゲしてるね。盛岡時代のスタートと共にあったアルバム。

駅前のウオッチマンで買って自転車でフウフウ言いながら運んできたラジカセでいつも聴いたっけなぁ。あの時、道知らないから駅前から開運橋を通ってずいぶん遠回りして運んだなぁ。途中のガソリンスタンドで先行シングルだった「オーロラの夜」が偶然流れてね。初めての一人暮らし、初めての街。高揚しっぱなしの18歳。そのころの大切なBGM。

 


オーロラの夜/真島昌利

 

91年か。ずいぶん経ったな……。とても思い出深い年だよ。あの頃のみんな、元気でやってるかねぇ?

陽炎が揺れる十字路で記念写真を撮っただろう

今日と明日はマーシーのソロ聴くよ。アナログ化はとても嬉しいー!

 

今日は「夏のぬけがら」。これも名盤の誉れ高い一枚だよね。ある意味ブルーハーツのファーストと双璧。このアルバムにショックを受けた人はとても多かったと思う。パンクロッカーだと思われていた(世間的に)マーシーが出したソロはイメージが180度変わるアルバムだった。圧倒的抒情性!この一枚だけでもとんでもない才能の持ち主だとわかる。そして、この一枚も30年近く経っても聴ける。本当にすごい。彼は紛れもなく真の詩人だ。優秀な詞人であり、詩人なのだ。

 

学生の時リアルタイムで買うにはお金がなかったけど、後にちゃんと買ったよ。もうそれから一年に何回かは絶対に聴く一枚。人生でそんなアルバムに出会えたことは本当に幸福なことであるよ。とにかく聴かなきゃ始まらない。このアルバムが好きなやつとは一晩中のんびりお酒を飲みながら話をしていたい。そんな一枚。君、聴いてないの?

 


真島昌利 ルーレット

河原で釣りをしてるおやじ おやじと僕が入れ替わる

さて、ブルーハーツのラストアルバム「PAN」を聴きましたよ。一日一枚。楽しかったなぁ。一枚一枚思い出があるもんだね。梶君の「ドラマーズセッション」なんて音が最高に良くなってたよ。

 

凸凹ツアーも終わり、ブルーハーツは活動を休止してしまった。その間に、ファンクラブの会報の配布も終わり、クラブは解散。もうしばらく活動はしないだろうなぁと思ってたんだよね。まぁそれでも充電してまたやってくれれば、なんて暢気に考えてたらさ、いきなりのニューアルバム発売の発表、そして解散宣言といきなりブルーハーツは終わってしまった。なんなんだこれ!と当時は衝撃を受けました……。こないだのツアー最高だったじゃん!なんで解散すんの?ってわけがわからなかったよ。まぁ原因は河ちゃんの宗教問題やら、ヒロトがインタビューで言ってたようなブルーハーツとしての限界とかいろいろなんだろう。今にして思えば確かにあそこが限界だったかなぁとは思うけどね。

レコード会社との契約が残ってたために仕方なく作られたこのアルバム。4人が勝手にバラバラに録音した曲を持ち寄って一枚にしたという経緯からか、それまでのアルバムとはやはり違いすぎて……。中に封入されてる写真を見ても、もう今までの一丸となった雰囲気はかけらもない。ヒロトはとにかくクール、マーシーはメランコリック、梶君の曲には初々しさが出てる。河ちゃんは……。辛いね。曲はいいのもあるけど、とにかく詞が辛い。

 

でもさ、今にして思えばこのアルバムがあってよかったと思うよ。「DUG OUT」で解散だったらもっと未練が残ったと思う。彼らがドライなこのアルバムを出してくれたおかげで、我々ファンもなんとか踏ん切りをつけられた面もあったんじゃないかな。こちらも好きなバンドの解散なんてことは初めての体験で、どう処理していいかわからなかったもの。

 

一曲一曲を取ってみると意外といい曲もあって、実は「HIGH KICKS」よりはこちらの方を聴くことが多いです。ビートルズの「REVOLUTION9」が結構好きである変態なワタシは、このアルバムの心が渇き切るような雰囲気も実は楽しめたりするのです。

 

ベストトラックはやっぱりこの曲。ヒロトが友達の結婚式で歌うために作ったとされる「歩く花」


歩く花

 

ブルーハーツが解散した1995年。社会的にも激動の一年で(オウム事件とか)、ワタシも就職したりといろいろあった年でした。思い返すとワタシの人生でも節目となる年だったね。その後、ヒロトマーシーハイロウズを結成。そしてクロマニヨンズ。彼らを追い続けてることだけは変わってないね。ブルーハーツはいい思い出になってるけど、今も彼らが変わらずカッコよくあり続けてくれるのは本当に嬉しい。クロマニヨンズは今度またニューシングルとアルバムが出るんだよ。ロックンロールは終わらないね。

明日からマーシーのソロ二枚を聴きます!これも楽しみ!

僕を抱えて吹き飛ばしてよ できれば南の方へ

今日はついに7枚目「DUG OUT」を聴きます。今回のアナログ化で一番楽しみにしてた盤です。昔、このアルバムがアナログであるならば10万出しても欲しいって言ったことがあります。それくらいこのアルバムはワタシには大切なのです。ヒロトの声もくっきり聴こえるぜ!今回のアナログ化は歴史的にもとても意義のあることだと思います。

 

このアルバムは最高でしたよ。93年7月9日(フラゲ)。その日の思い出はこの日記でしつこく書いてるので今回は割愛するけど、まぁ初めて聴いた時から今まで20数年?ずっとトリコですよ。前の「STICK OUT」のツアーに行って、すぐまたこのアルバムのツアーに行ったよ。まぁ、「STICK OUT」と「DUG OUT」は二枚で一組みたいなもんだからね。この二枚の素晴らしい曲が、ライブではたった2年弱しか演奏されなかったという事実は非常に残念であるよ。凸凹ツアーは二回行ったね。遠野と花巻。今でも覚えてる。「手紙」の幻想的な雰囲気や天井から吊るされたスケベイス。ミラーボールがとてもキレイでね。そして月の爆撃機~1000のバイオリンの頭がおかしくなりそうな興奮。二回とも素晴らしいライブだった。あのツアーを見られたことがちょっとした自慢でもあるね。あの時、間違いなく僕は最高に幸福だった。

 


パーティー / THE BLUE HEARTS / LIVE

 

そして、ブルーハーツは解散した。PKOツアーからわずか2年弱。たったの2年弱で大きく燃え上がり、そして消えてしまった。

いつでもまっすぐ歩けるか

今日もそれなりに暑かったですねぇ。ライザップのアイスとか見つけたので食べました。意外と美味しかったけど、硬くて……。あずきバーかと思いましたよ。

 

さて、今日は6枚目「STICK OUT」を聴きましたよ。流石の名盤!音も少し良くなってたね。このアルバム唯一の不満は音が綺麗すぎる事なんだけど、ちょっとは解消されてた。ファーストくらいの音で作ってほしかったなぁ。

このアルバムと次のアルバムはとんでもなく思い入れがあるんですよ。ブルーハーツで一番いいアルバムはどれ?って聞かれるとちょっと困っちゃうけど、一番聴いたのは?って聞かれたらこれと次のアルバムを迷いなく答えられるね。もしかして持ってる全アルバムでも一番かもしれない。他に思い付くのがビートルズホワイトアルバムくらいしかないや。

前作でちょっとブルーハーツがダメになってしまったかもなぁ……と思ってたんだよね。そしたら彼らは突然妙なツアーをやり始めた。PKOツアーってタイトルで小さな町村を回り始めたのよ。県庁所在地は外して普段絶対行かなかったようなとこばかり。岩手では釜石!遠いよ。テストの都合もあって行けなかったんだけど、これは後々死ぬほど後悔したね。聞こえてくる噂では、誰も知らない新曲をメインにとにかく速い曲のみで押し切るらしいと。ステージセットも何もなく白い電灯だけだと。すげーゾクゾクすんじゃん!思えば、今のクロマニヨンズの原型みたいなステージだね。でも、当時そんな馬鹿なことをしてるメジャーバンドは日本にはなかったんだよ。

そしてそんなツアーも終わり、このアルバムが出たんだ。前にも書いたけど、盛岡駅新星堂でCDを買い地下のハンバーガー屋で歌詞カードだけ先に読んだんだよね。歌詞読んだだけなのに、今度のアルバムはすごいぜ!って震えたんだよ。急いでバイトを終えて部屋に帰ってCDをセット。もうそれからしばらくはこのアルバムばっかり聴き続けたね。死んでしまったかもと思ったブルーハーツが完全に蘇った!どこに行くにもヘッドフォンステレオで延々とこのアルバムのテープを回し続けたよ。個人的にこの頃はいろいろといい状態ではなくてね、延々とこのアルバムを聴くことで自分を何とか支えていた感もあります。

やっぱりこのアルバムは今思い返しても後期ブルーハーツの代表作。次の「DUGOUT」もね。月の爆撃機~1000のバイオリンの流れなんてブルーハーツ史上に残る素晴らしさ。これが俺の好きなロックンロールなんだ!

やっぱりこれ。


ブルーハーツ / 1000のバイオリン (1993.8.7)

君に見えるか 小さな単気筒

大雨、土砂降りのこの土日。大変でしたね。麻雀、ボウリングとも最悪の出来。こんな週もあります。ホロンバイルで食べたソフトクリームだけが俺を慰めるのだ。

 

今日は5枚目「HIGH KICKS」を聴く。音は良くなってるねぇ。でも、このアルバムに関しては、ワタシはちょっと語るべきことがないんだ。まぁ、あまり好きじゃない。いわくつきのアルバム「PAN」よりも聴いてないと思う。ネットを見るとこのアルバムが一番好き、なんて人もたくさんいるから、個人的な嗜好の違いかなとも思うのだけど。

このアルバムは大学一年の時新譜で買ったな。ファンクラブにも入会済みで、ライブツアーにも行ったよ。岩手県民会館。彼らをライブで見るのは2回目、そりゃあ興奮したんだけど……。正直、その後はほとんど聴かないアルバムだったな。

「TOO MUCH PAIN」は初期から演奏してる曲で歴史の中でも指折りの名曲だけど、それ以外の曲で気に入ってるのは数曲しかない。その上、正直アレンジや作りこみも相当甘いと思う。前作までや次のアルバムなどと比べると、このアルバムだけ演奏もヒロトのヴォーカルもイマイチ。「闘う男」なんかは正直マーシーの曲としてはあまりいい出来ではないと思うけど、それでもこのアルバムではいいほうだ。ライブでは異常にカッコよかったし。あの時期のブルーハーツは、このアルバムを引っ提げて必死で全国を回った。出来が良くない曲でも一生懸命歌ってたなぁ。

個人的にもこの頃は古い洋楽をたくさん聴いていた時期だったので、ブルーハーツはあまり聴かない時期だった。あんなに好きなブルーハーツを聴かない日々がずっと続いた。そして、もうブルーハーツはこのまま終わってしまうんだろうかと思ったりした。あの頃の気持ちはまだ少し覚えているなぁ。

 

「TOO MUCH PAIN」ですら、初期の演奏が拙いバージョンのほうが好きなんだよな。


ブルーハーツ / TOO MUCH PAIN (1986.11.27)

強い日差し公園で子供たちが舞い上がる

昨日あんだけ暑くて蒸れに蒸れた我が家、今日の土砂降りで一気に冷えちゃいました。いいんだか悪いんだか。体温調節が間に合いません。

 

さて、今日は休みなので朝から早速4枚目を聴くぜ。「BUST WASTE HIP」。これは新譜でしっかり買ったなー。アナログで聴いてびっくり。音がめちゃくちゃソリッドでCDとは全く別物になってるね!イカす!島大二郎さんもきっちり封入されてるぜ!

このアルバムで、だいぶブルーハーツは変わったね。直接的な表現の歌詞は減り、曲調もずいぶんバラエティに富んできた。このアルバムでだいぶファンはふるいにかけられたと思う。このアルバム以降もずっと聴いたファンの人はちょっと信用できる。

当時のインタビューを見ても、とにかく彼らは疲れ切っていた印象。売れるという事は随分消耗することらしいと当時の彼らを見て思ったな。

個人的には「夜の中を」や「夢の駅」、「能天気」、「ナビゲーター」などあまり取り上げられないが質のいい曲が結構入ってるので聴く回数も多いアルバム。なんせこのアルバム発売時、俺17歳。人生で一番多感な頃だよ。そんな頃こんなアルバムが出たなら好きにならずにいられないよね。


the blue hearts 夜の中を

昨日、「TRAIN-TRAIN」までのヒロトの声とこのアルバム以降では声が違うと書いたけど、この4枚目だけ過渡期というか他の時代にはない独特な声をしてるんだよね。これがまたいいんだ。ヒロトの声に限らず、この4枚目はとにかくアルバムのトーンがクール。イカすという意味のクールと一歩引いた感のクールが同居してる。……、まぁ思い入れを持てないタイプの人はここで脱落だわな。しかし、このアルバムは最高にロックだ。ロック好きなら避けて通ってはいかん。

河ちゃんの「真夜中のテレフォン」、大好きだったなー。この後の歴史を思うと悲しい気分になるけれどね。